「妖怪」とAuramorte -R3 Magazine主催「妖怪コンピ」に参加-

あるコンピレーションにAuramorteで曲を出したので、その「Why?」について。

Auramorte、代表の蟻坂(@4risaka)だよ。御機嫌いかが。

「妖怪コンピレーション」に曲を提出

はい、R3 Magazineさんところのコンピレーション企画「妖怪コンピレーション -Be rampant-」にAuramorte名義で曲をひとつ提出したよ。

クロスフェードはこちら。うちは2曲目の「隠レ子奇譚」ね。

R3 MagazineさんのブースはM3 2017秋 M19-aブースで手に入るので、気になった方は当日そっちで買ってね。たぶんKindleストアにも電子版が出てくるから、地方に住んでいて東京に来るのが難しい場合は、それがいいと思う。

なんで妖怪?

はい、ゴシック系音楽プロジェクトを自称するAuramorteがなぜ「妖怪」をテーマとするコンピレーションに出したのか、気になるよね。

結論から言えばゴシック的だからというのとAuramorteの哲学に合致するテーマだったから。

和におけるゴシックアイコンである

妖怪といえば「玉藻の前」とか「酒呑童子」といった恐ろしい逸話が残る、日本が誇るホラー文化のひとつでもあるし、日本における化物というのは妖怪を指すものだとおもって差し支えないよね。

他方、いわゆるゴシック系のアイコンには「吸血鬼」「魔女」といった洋風ホラー的なキャラクターがよく使われる。とするならば、日本におけるゴシックアイコンそのものではないかと言えるんじゃないかと思ったのね。

実際妖怪はモンスターだし、吸血鬼もファンタジー系の創作ではモンスターの一種だったりする。ハロウィンもモンスターパーティ的な側面があるし、日本にはこれに対応する文化に「お盆」がある。死と人ならざるものと人間が交錯する場面、その全てが示し合わせたみたいに対応しているんだ。これをGothと言わずしてなんと言おうか。

というわけで「和ゴス」そのものを感じたのでこのコンピはAuramorteとして参加する意義ができたかな、と。

Auramorteの哲学から

Auramorteは音楽プロジェクトとしては珍しく、企業の経営理念のような「哲学」をページトップに掲げていたりする。この「哲学」と妖怪コンピの「妖怪」というテーマから出てくる物語がぴったりハマったんだ。

哲学の内容は読者の皆さんは理解しているという前提で話させてもらうと、

  • 持たざる者
  • 居場所
  • Gothとは何か

この3つが大体の柱になっていて、妖怪コンピにおいては特に「持たざる者」と「居場所」にフォーカスすることができたんだ。具体的にどういう意味なのかはコンピの音源と歌詞を楽しみに待ってもらうことになるけど、1番から2番~大サビにかけての曲展開と歌詞で語ってみたつもり。

妖怪モチーフで気をつけたところ

で、妖怪というと既存の有名な妖怪、さっきあげた玉藻の前とか、ぬらりひょんとか、いろいろいるよね。

コンピの制作にあたって気をつけたのは安直にその辺のモチーフに頼らないで和ゴスの妖怪感を出すということ。つまり、既存の寓話の焼き直しみたいな妖怪伝説の話にならないようにするってこと。

  • 特定の妖怪を指さないこと
  • 人間にフォーカスすること
  • 妖怪をメタファにしてAuramorteの哲学を語ること

この3つに慎重になったので、歌詞中に妖怪らしき存在はあるかもしれないけれど特定の何かを指すことはしてない。あと和楽器も安直に使わないで、リフの篠笛と琴だけにして、あとはいつもどおりドロップチューニングのギターで固めてあったりする。

だからね、妖怪感では悪いけど他の参加者に劣らない自信があるよ。ミックスの完成度は置いといて

おわりに

久しぶりの更新でリハビリを兼ねていたので「Fantiaでやれ」みたいな内容になったけど勘弁してね。

とにかく、絶対に外さない内容なのは保証するし、無理難題なメロディを歌い上げたボーカルもすごく聞き所満載なので、M19-aブースを見逃さないようにね。

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