同人音楽のジャケットにカラフルな美少女イラストを使うことの「Why?」思考

いつもの「なんで?」系の話。 Auramorte(@Auramorte)の中の人、蟻坂だよ。ご機嫌いかが。

同人音楽のジャケットなんだけど、まぁみんな完成度が高いんだけどどういうわけか美少女イラストが多いと感じる。

それなりに理由があるんだったらいいんだけど、猫も杓子も美少女イラストのジャケットだと全然個性がなくなるし、個人的にはゴス系の同人音楽もなんかふわふわきらきらした美少女(目が赤い)ばっかりで食傷気味なので、「で、なんで美少女なの?」というのを今一度考えてみよう。

で、何故美少女イラストなの?

はい、答えて!

A1. サークルのテーマ・文脈に必要だから

一番最初にもってきたけど一番なさそうな気がしているやつ。

具体的には、サークルのマスコットキャラとか、サークルのテーマのメタファとして作用するのに使っているとか、そういう感じの。音ゲーのサウンドトラックとかそんな感じだよね。

そういう理由があるのであれば、続編を出すなどの動きがあったときに一貫性を持たせるための材料になるので、試みとしては良いと思う。

だけど、気になるのはなんで美少女?っていうところ。髪の毛がやたらビビッドとかね、商売っ気嫌いなのにめっちゃコア層にフォーカスしたパッケージングしてるじゃないですかやだぁ〜って(嫌味な言い方)。

いや、マスコットキャラひとつとってもいちいち文脈付けるのが面倒くさいという気持ちはわかるけどさ、個人的には何するにしても一貫性とか理由付けがあるとかっこいいなーって思うのね。後付でもいいから。

A2. 物語音楽の表現に必要だから

あるあるだね。まぁアリだと思う。

物語音楽という表現には登場人物が必要。なので、視覚的にわかりやすくするためにイラストを添えるというパターンだね。

小説じゃないので、わざわざ歌詞だけで説明することもない。だから、ジャケットで表現するわけね。

だけど結局なんだったのその人みたいなことになる場合もある。これはいけないと思う。

それこそゴス系の同人音楽にありがちなんだけど、なんかアンニュイな表情の美少女がジャケットを飾るんだけどぶっちゃけ居ても居なくてもあんまり変わらないよねみたいな作品の表現になっていることが結構あって、この場合だと「なんとなく」と本質的に変わらなくなっちゃう。

音楽でそれなりに表現したいことがあるのだから、ここの詰めの甘さはすぐばれちゃうよ〜。

あとはそうね、美少女じゃなきゃダメかねというのは物語音楽表現を目的とする場合の指摘としてあるかも。男性じゃだめ?人間じゃないとだめ?自分の表現は何にフォーカスしているのか、その根拠を考えてみよう。

ゴスを標榜しながら「キレイでカワイイ女のコ」をアイコンにしてる点で、なんか普通の価値観に迎合してる感じがして俗っぽくない?最近そう思ったりする。

A3. キャラクター系の2次創作だから

これも仕方ないね。何の作品の2次創作なのか見てわからないのは致命的だし。

この辺のジャンルだと艦これとか東方がメジャーなのかな。ジャケットを飾るのは必然的にキャラクターのイラストでないといけないね。

元になっている作品は大体ゲーム・マンガ・アニメのどれかだと思うけど、それこそ物語をルーツにしているのでキャラクターの説明はどこかしらでしないと2次創作にならない感じがある。だから一番もっともらしい理由じゃないかなーと思う。

それでも敢えてツッコミを入れるとしたら、なんで他のサークルの2次創作も同じキャラクターばっかりなの?というあたり。

いや、ポケモンでピカチュウが何かとフォーカスされるのと同じ理由なのかもしれないけれど、やっぱりマイナーだとそもそも僕みたいに記事の取材でちょっと調べるだけの人の目には留まらないってことなのかな。。。

おわりに

というわけで結局「Why?」持ってんのかおらーっていう記事でした。

毎度毎度「Why?」を考えると説教臭くなりがちだけど、まぁこういう批評は巡り巡って自分に帰ってくるので、もし気に入らなかったら、そのときに笑えばいいんじゃないかな。

ちなみに隠れた A4. として実は絵師がそれしか描けないというパターンも想定してるけど、禍々しくリアルなイラストを描ける人は僕も欲しいよね。

Share