Google Website Translatorというプラグインを使う。それだけ。
Auramorteの蟻坂(@4risaka)です。ご機嫌いかが。
せっかくインターネットを使って自分の表現を発信しているなら、それを自分の国だけに収めておくのはとっても勿体無い。
とくに音楽とか絵なんて言語の壁をやすやすと超える力を持っているのだから、せっかくなのでコミュニケーションもとれるようにしたほうが、きっと自分の作品が評価される機会もそれだけ増えるはず。
と考えて、Webサイトの多言語対応(もどき)を考えてみたら、3分で終わったのでその方法を共有するよ。
Google Website Translatorを活用する
やりかたは簡単。WordPressサイトならプラグインを入れたら終わる。
プラグインのインストール
まず、Wordpressの「プラグイン」→「新規追加」ページから「Google Website Translator」と入力。 左上にこんな感じのプラグインがでてきたら、早速インストールして有効化する。
プラグインの設定
有効化すると、Wordpressの左部サイドバー、プラグインのところに「Google Website Translator by Prisma」なるものができているので、それをクリックする。
すると、設定画面に飛ぶ。なにやら英語で書いてあるけれど、「GENERAL」タブの以下の設定だけすればOK。
- 「Language」を「Japanese」にする
- 「Transition Language」を「Yes, use all languages.」にする
- Display modeをプレビュー見ながらお好みで設定する
(個人的には、「Tabbed」の右下か左下表示がWebサイトのデザインに影響しにくい+スマホで閲覧した時タッチしやすい位置に出るのでおすすめ)
設定が終わったら「Save changes」ボタンを押して有効にする。
適用例
実際に以上の設定を行うと、こんな風にサイト上にGoogle翻訳ボタンが現れる。 で、押すと好きな言語に翻訳できる。
試しに英語にしてみた。大体それっぽいでしょ?
困ったこと
とはいえ、機械翻訳なのでやっぱり困ったことがある。
誤訳
そりゃもう誤訳。あとニュアンスの欠落。
「日本語→英語」というのは特に困難な翻訳なので(語順が違うなど)、ある程度は致し方ないのだけれど、結構ぶっとんだ翻訳がされることがある。
たとえば「毅然たる誇り高さ」が「The Kizentaru pride」と超訳される。
Google翻訳さんは「涙を禁じ得ない」を「Kinjienai Tears」と訳した前科があるので、今更驚くことではないのかもしれないけれど……。
なんにせよ、当然今の科学技術だと人間がニュアンスを拾って翻訳したほうが綺麗なのは確か。だけど、全くなにもしないより明らかにマシだし、3分で準備できるんだから、やらない手は無いんじゃないかな。
おわりに
簡単でしょ?
今までならこんな機械翻訳頼みは全く使い物にならなかったのだけれど、最近のGoogle翻訳はDeep Learningを導入してかなり精度が向上しているので、少なくとも「意味は拾える文章」を作る程度なら全く問題なく使える。そう考えたのでやるだけやってみた。