本記事は2020年8月に開催された「MusicVket1」向けのものとなっております。2021年3月開催の「MusicVket2」に関する情報は、以下の記事を参照ください。
MusicVket2を攻略せよ!(VRChat会場参加方法)

久しぶりです。
Auramorte(@Auramorte)の中の人、蟻坂(@4risaka)だよ。ご機嫌いかが。

MusicVketに出ます!

Auramorteは、8/13〜16の4日間開催されるVR音楽即売会「MusicVket1」に出展します!M3でもコミケでもないよ!

と言っても、MusicVketってなんですかってはなしだよね。 まずそこからちゃんと説明しようかな。

MusicVketとはどうぶつの森である

いちおう公式の動画はこちら。

さて、ここで定型文的に、公式サイトの文言を引っ張ってきて、「MusicVketとはVRプラットフォームを使ったバーチャル即売会であり……」とか言っても、この記事を読んでいるAuramorte支持者のあなたからしたら何を言ってるのかさっぱりわからないと思う。そこで一言で表現しよう。MusicVketとはどうぶつの森みたいなもんだと。

わけわかんないか。じゃあMMORPGのようなネットゲームでもいい。「インターネットで他の人と触れ合う環境」を想像してほしい。

どうぶつの森だったら、キャラクターの姿を作って、採取をしたり、最新作だと他人の島に遊びに行けるよね?MMORPGだったら、キャラクターをつくって、そのキャラクターを操作して知り合いと一緒にモンスターをやっつけに行ったり、商売取引をしたりするよね?最近のゲームだとインターネットを介した共闘とか対戦は当たり前にあるね。要するにそういうことで、インターネットを介して他の人とコミュニケーションを取ったり、モノのやりとりをしたりするんだ。それが「VRプラットフォーム」と呼ばれている空間。

MusicVketは、「即売会会場をインターネットにつくる」ことによって、離れているユーザーと交流を含めた音楽作品のやりとりをできるようにした初のインターネット即売会、ということになるよ。

初回なので未知数だけど、「バーチャルマーケット」で既に実績があるVR法人HIKKYさんが運営しているので、交流、作品との出会いといった「即売会ならではの体験」が十分に期待できると思う。

MusicVketへの参加方法

さて、じゃあどうやって参加すればいいの?どうやったらAuramorteの新譜を買えるの?そこが問題だね。
順番に説明していこう。

VR機器はいらない、っていうか、無い

まず原則にのっとって公式アカウントが出しているチャートを見てみよう。

……うん、今よくわからんって思ったでしょ。悪くないチャートなんだけど、VRよく知らない人からしたら情報が多くてちょっと複雑なんだよね。

まず、混乱する要素として、MusicVketは会場が3個ある。ただしビッグサイトの西とか東という意味ではなく、全く同じものが3個あると思ってくれればいい。この時点でわけわかんないでしょ。

だから難しい考えをしないように、次のように質問を変えよう。

  • Macを使っている → 1へ
  • パソコンのスペックが高くない → 1へ
  • スマホしかない → 1へ
  • 会場の動作は軽いほうがいい → 1へ
  • 上記のいずれにも当てはまらない → 2へ

→1のあなたは、この記事の下にある「1.clusterでの参加準備」を見ましょう。

→2のあなたは、同じく「2.VRChatでの参加準備」を見ましょう。

VR機器?そんなもんなくても参加できるよ。っていうか持ってないでしょ?

なぜこんな雑な分類をしたかというと、まずVRできないという前提から「準備の簡単さ」という観点ひとつで選定したため。ちなみにSTYLYという3個めの会場は試してないので紹介ができないし、これ以上選択肢増やしてもややこしいのでやめておいた。

わかったら、さっきの診断に基づいて以下の節を読もう。それでもわかんなかったらBOOTHとかサブスクでも買えるからそっちから買えばいーよそれをいっちゃおしまいか

参加の準備

1. clusterでの参加準備

まずclusterに登録しよう。スマホでもパソコンでもいいよ。以下のリンクからclusterのサイトに飛ぼう。

バーチャルSNS cluster(クラスター)

サイト右上の「ログイン/新規登録」から登録する。どうもGoogle/Facebook/Twitterアカウントのどれかが必要らしいので、用意しておいてね。

はい、準備完了。あとは「ワールド」というバーチャル空間が色んな所にあるので、試しに参加して操作感を覚えておこう。

はじめにいくワールドはチュートリアルワールドがいい。トップページ(上記のリンクのところ)を少しスクロールすると「はじめての方におすすめ」という欄があるので、ここから「チュートリアルワールド」を選択しよう。

C1

ページが移動するので、「遊びに行く」を押す。
C2

するとアプリをインストールしろと言われるので、ダウンロードしてインストールする。スマホの場合はアプリだね。
C3 アプリをインストールしたら、さっきの入室ページに戻って、「clusterを起動」を押す。

すると参加するアバターを選べと言われる。アバターは初期アバター(ロボットにアイコンついたやつ)があるので、それを使うよ。「OK」を押す(画像は蟻坂の自作アバターが映ってるけど、はじめたばかりならロボット一択のはず)。
C4

ここまで行えば、おめでとう、チュートリアルワールドに入ることができたはずだよ。簡単でしょ?

操作方法は公式のヘルプを見て、とりあえず移動方法だけ覚えれば、あとはチュートリアルワールドの説明を見ていけばなんとかなると思う。

いまチュートリアルワールドを選んだように、本番は「MusicVketの会場ワールドを選ぶ」という操作をすれば、clusterでMusicVketに参加することができるよ。8/13 AM11:00から下記リンクよりMusicVketワールドに入れるはずなので、お楽しみに。

MusicVket|バーチャルSNS cluster(クラスター)

2. VRChatでの参加準備

さて、アバターがぬるぬる動く上に人がいっぱいいるVRChatは個人的におすすめなんだけど、英語ばっかりでとっつきにくいのであえてclusterを推奨していた。

それでもVRChatで参加したい!という場合、動く蟻坂も見られると思うので頑張って登録してみよう。ちなみに全部英語だしWindowsじゃないと動かない。フルポリゴンなのでそこそこパソコンの性能も必要。そこんとこ注意してね。

というわけで英語がわかる上にそこそこパソコンスペック高い、かつ動く蟻坂をよく見たいという酔狂な人はある程度自力でできると勝手にみなして、適当に端折って説明するよ。面倒になったわけじゃないよ

まずVRChatのアカウントを登録する。以下のリンクから公式ページに飛べるよ。

VRChat

リンク飛んだ先から、右上の「LOGIN」→「Registration」タブをえらんで、各種情報を入力する。(画像はLOGINを押したあと)
V1

仮登録すると、メールアドレス宛に「Please verify your e-mail for VRChat, xxxx」というタイトルでメールが届くので、そのメールに書いてある「Click here to confirm your e-mail address!」をクリックする。
V2

これで登録完了。

続いてSteamアカウントを作る。というのも、VRChatがSteamクライアントというゲームを遊ぶソフトから起動する仕組みになっていたりするため。既に持っているなら飛ばして、Steamアカウントってなんぞや?となった人は、以下のリンクを参考にSteamアカウントを作っておいてほしい。

Steamアカウントの作り方 | PRO スチーマー

Steamアカウントができたら、次にログインをテストしてみよう。まずクライアントソフトが必要なので、左部の「Download」から「Steam Client」をダウンロードする。ここでSteamアカウントを持っていないと面倒なことになるというわけ。 V3

ダウンロードできたら、SteamクライアントからVRChatを起動する。

V5これでログインのテストは完了。実際にMusicVketの即売会会場ワールドに飛ぶときは、下記MusicVket公式ページの「VRChatに入ってからの導入」の項の通りに操作すればOK!

MusicVket – アクセス方法

おわりに

いやーややこしいね!

VR機器があればもっと目の前に人が居てコミュニケーションが取れるというリアル即売会に近い感覚を得られるんだけど、昨日の今日で知ったばかりのひとにとってそれはハードルがあまりにも高いと思ったので、スマホやパソコンから参加できる最低限の手段を案内してみた。

右も左も分からないけどMusicVketってなんだなんだ、となっている人の補助になれば幸いです。
ちなみに当日は蟻坂が適当に会場内をうろつく予定なので、観察したい人はTwitterアカウントを確認しておいてね。

……なに、VR機器持ってる人はどうすればいいって?そんなギークは自己解決するからほっといても大丈夫でしょ!

最後に宣伝:MusicVketにはこちらのような楽曲で出展します。よろしければブース「M-12 Auramorte」へどうぞ。

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