久しぶり!本当は新譜発売の時点でブログくらい書くべきだったんだけどほったらかしてたよ。
Auramorte(@Auramorte)の中の人、蟻坂だよ。ご機嫌いかが。
MusicVket2とは?
MusicVket2というバーチャル即売会が、2021/3/6(Sat)〜3/10(Wed)の会期で開催されている。
さて、ではMusicVket2ってなんだ?という話なんだけど、
ひらたく言えばバーチャル空間で開催される即売会だよ。
バーチャル空間というのは、いわゆるヘッドマウントディスプレイをかぶって遊ぶアレのこと。いわゆるVR(Virtual Reality)だね。
MusicVket2は特に「VRChat」とよばれるバーチャルコミュニケーションプラットフォームを使って参加する形になるよ。
リアルの即売会は、自分の足で即売会会場に向かい、参加者同士で交流し、気になった頒布物を購入する。
バーチャル即売会は、ヘッドマウントディスプレイをかぶってVRChatから即売会会場にアクセスし、ボイスチャットで参加者同士で交流し、ECサイトで気になった頒布物を購入する。
つまりリアル即売会とそう変わらない体験を、ヘッドマウントディスプレイによって実現することができるひとつの未来のカタチなんだ。すごいね。
……この記事読んでる時点でMusicVketとかVRのことはある程度把握してる気がするので、さっさと次行こうか。
具体的にどうやって参加するの?
さて、では具体的にどうやって参加するのか。方法は以下の2種類。
- ヘッドマウントディスプレイをかぶるか、デスクトップモードで起動したVRChatから会場にアクセスする
- ブラウザアプリ「MusicVket Cloud」を使って、パソコンのブラウザやスマホからアクセスする
この2つの大きな違いは「同時接続人数」と「手軽さ」。順番に見ていこう。
ここで気をつけてほしいのはヘッドマウントディスプレイ持って無くてもVRChatでアクセスすることは可能ということ。つまり「即売会の同時にみんなでわいわいする感じ」は体験できる。まだ諦めちゃいけない。
VRChatからアクセスする
VRChatによるMusicVketへの参加でなんと言っても楽しいのは即売会のわいわい体験をそのままバーチャル世界で再現できること。 そのかわりハードルが高い。
なにせヘッドマウントディスプレイが高いわVRChatがMacだと動かないわパソコンの必要スペックが高いわで大変。
特にMacのひとは、今から紹介する内容はBootcampでWindowsからアクセスする前提であるという認識で読んでほしい(Windowsがない場合は後述のMusicVket Cloudで)。
さて、大変だけどそれでも試してみたい!という根性のある読者のアナタは、次の手順で頑張ってアクセスしてみよう。
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Steamアカウントを作成
VRChatはゲームプラットフォーム「Steam」の中にあるので、まずSteamアカウントが必要。
これに関しては先人がたくさんやり方を書いてあるので、参考URLを掲載するよ。こちらのリンクに従ってアカウントを作ってみよう。
Steamアカウントの作り方 | PRO スチーマー -
VRChatアカウントを作成
つづいてVRChatアカウントを作成する。以下のリンクから公式ページに飛べるよ。
VRChat
リンク飛んだ先から、右上の「LOGIN」→「Registration」タブをえらんで、各種情報を入力する。(画像はLOGINを押したあと) 仮登録すると、メールアドレス宛に「Please verify your e-mail for VRChat, xxxx」というタイトルでメールが届くので、そのメールに書いてある「Click here to confirm your e-mail address!」をクリックする。 これで登録完了。 -
VRChatを起動して、会場へアクセス
アカウントができたら、SteamからVRChatを起動しよう。今回はヘッドマウントディスプレイを持っていないと想定してデスクトップモードで起動するよ。
「プレイ」をクリック。
おそらくこんな感じの画面になるはず。
ちなみに今のアナタのバーチャル空間上での姿はちょっぴりキュートなロボット姿。まぁそれは今は置いとこう。
Escキーを押してメニューを開き、「World」のボタンをマウスでクリック。 「MusicVket2」という欄が上から2番めにあるはずなので、お目当ての参加者が居るところだったり、アテもなく全部見たいならEntranceを選ぶ。
「Go」をクリックして会場へアクセス!表示されている数字「xx/30」は会場にいる人数なので、多そうなところに行ってもいいかも。
こんな感じの場所に到着するはず。
「W」「A」「S」「D」キーで前後左右に動けるので、お目当てのブースまで歩いて、マウスクリックで試聴!気に入ったら横の「BUY」ボタンを押してECサイトのページを開き購入手続きをしよう。
もちろん気になったやつをとりあえず「BUY」押して、あとでまとめて購入するのも有効。
やや複雑だし、パソコンのスペックによっては満足に動かないかもしれないけれど、この手順でVRChat版のMusicVket会場は攻略できるはず!
ちなみにBUYボタンを押してもうまくいかないことがあるらしく、その場合有志の方が解決しているこちらのTweetを参照。
MusicVket2のBUYボタンを押しても新譜が表示されない!って方!
カートのボタンを押すと販売ページ(Boothなど)に移動するので、そこで買えます!!#MusicVket pic.twitter.com/BfiRc6csG3— 夕立P (@Yu_dachiP) March 6, 2021
ブラウザやスマホからアクセスする
さて、つづいてプランBのブラウザやスマホから「MusicVket Cloud」を使ってアクセスする方法。
異様に手軽な代わりに、同時接続人数が1人なので「即売会のわいわい感」を得るというよりかは自宅で上質な試聴体験をするツールといった側面があるよ。
そして、こちらについてはあまりにも簡単なので当記事での解説は非常に簡潔にしよう。
具体的には、以下のURLにアクセスする。
注意事項とかが出てくるので、ボタンを押して順番に進む。
行きたいところを選ぶ。
読み込みが終わったら会場に到着!準備おわり!楽しもう!
操作方法は画面に表示されているとおりなので迷うことも無いはず。手軽で直感的、布団にくるまってスマホから楽しめる新しい即売会のカタチだ(堕落)。
購入の方法はVRChatと同じで、ショッピングカートのボタンを押してECサイトのページをポップアップさせて買う形になるよ。Twitterで感想をシェアするボタンもあるよ。
おわりに
MusicVket公式サイトのアクセス方法に書いてあることの焼き増しみたいな記事で恐縮なんだけど、
VRChatを知らないとやっぱりハードルが高いので自分なりに整頓して紹介してみたよ。
2020年8月に開催された「MusicVket1」と比べると様々なイベントや改善がなされていて大変ワクワクする度合いが上がっている。
未来の即売会のひとつのカタチとして提案されるバーチャル即売会、今のうちに体験しておいて損はないよ!