シンフォばっかり聴いててもいいけどさー。
Auramorteの蟻坂(@4risaka)です。ご機嫌いかが。
いきなり挑発的な文言だけど気にしないでね。読者のみなさんも、ゴスを標榜するからにはそんな感じの音楽もたくさん調べて聴いているよね。
だけど、僕が周りを見た感じ本当に一部でしか話題に上がってなくて、これを聴かないなんて勿体無い!と強く思っているアーティストがいる。だからここでしっかり紹介しておくね。
レンダ
「無国籍ゴスユニット」を掲げる二人組ユニット。「レンダ」というネーミングの不思議な感じや、これまた枠にとらわれない音楽性、しかしながら「ゴス」をしっかり主張するその強さは他にない強みだなーって思った。
何が素晴らしいってよくあるゴスみたいに安直な少女性に逃げないこと。だけど聴いてほしい。これは紛れもなくゴス!
音楽はオリエンタルな雰囲気を醸し出すのだけれど、ちょうど三島由紀夫の小説のような、西洋的な部分もありつつも根っこは日本的、まさに「無国籍」な感じが好き。それでいてありながらテーマの暗さはしっかり「ゴス」してるんじゃないかなー。
MVをもう一個貼っておくね。
前の記事で書いた「和ゴス」って、もしかしてこういうことなんじゃないだろうか、と。いやでも「無国籍ゴスユニット」だから違うか。
Amazonで買えるよ。
STEVER
おつぎは洋楽。洋楽には「Aメロ」「Bメロ」「サビ」みたいな構成にならうパターンが少ない。また、メロディアスな曲というのも実は意外と少ない(メタルは結構あるけど)。どちらかといえばリズムで聴く感じという印象。
ところが、STEVERはなんともまぁティム・バートン的なゴシックホラーエッセンスが存分に含まれている。聴けばすぐわかる。
ね、完成されてるでしょ。ちなみにジャンルはロックなので普通にバンド編成。メロディラインとアレンジがかなり独特で耳に残る。
それこそ洋楽のゴシック・ロックとかゴシック・メタル由来で、重厚かつ陰鬱な雰囲気の曲もあるよ。
購入はダウンロードで。→ STEVER
おわりに
全く方向性の違う2つのアーティストだけど、その両方にゴスをしっかり感じるよね。
音色やアレンジの選択に迷いの無さを感じたり。こんなふうにできたらかっこいいな〜。