ゴシック作家として細く長く生きるために必要なインプット

音楽だけじゃだめなんだ。
Auramorteの蟻坂(@4risaka)です。ご機嫌いかが。

最近気づいたんだけど、暗黒作家っぽく暗黒の創作をするにあたって、音楽ばっかり聴いててもだめだ。いや、アタリマエのことなんだけど、本当に最近やっと気づいた。

というのはね、ゴスな要素を含む暗黒創作というのは色んなかたちをしていて、それらからインスピレーションを得ないことにはどうしても俗っぽい部分に振れてしまう。
たとえば売り込み方を知りたくてビジネス書を読んでみたり、たとえば特定のジャンルを作りたくて何かのサウンドトラックを聴いてみたり。。。そういう勉強の仕方も必要ではあるのだけれど、なんというか、根本的なゴシックハートを満足させる成分みたいなのが足りない。

というわけで、おうちにいてもゴシック分を満足できるインプットを、3つのアプローチから紹介してみよう。今更かもだけど。

「創作」に触れよう

ひとことで言えば創作に触れよう、ということになる。でも、それを音楽以外のソースから上手く引っ張ってこなければならない。アート系の即売会はわかりやすいけど、家から一歩も出ないでできることはなんだろう?見てみよう。

本を読もう

まず本を読むこと。とはいえ、さっき言ったようにビジネス書なんか読んでても仕方ないし、かといって普通の小説は耽美なものこそあるけどゴス成分が多いかというとそうでもない場合が多い。

だから、最近広告のID取ったし推薦図書を紹介しよう。

『この闇と光』がいい。余計なことをいうとネタバレになるんだけど、これは紛れもなく「耽美」であり「ゴシック」を感じる。

この手の小説でゴスを演出するとファンタジーとか少女性に触れすぎる気があるのだけれど、この本は、なんというか、人間そのものにもっと近寄っている。何が美しく、何が醜いか、それを知るための一冊。

映画を観よう

最近は配信があるから格安で映画を観ることができる。だけど、僕達ゴシッカーが求める作品というのはことごとく動画配信に存在しない。虎穴に入らずんば虎児を得ず(?)、その探究心を暗黒の映像のために使わなければならない。

シュルレアリスムの雄、ヤン・シュヴァンクマイエルは外せない。不快感と嫌悪感とほのかな愉快感。『アリス』が良いね。

そしてAmazonでもレンタルビデオ店でも取り扱ってない深淵に眠るゴス、二階健『パラケルスス・ホムンクルス』はぜひ見ておくべき。物語は初見だと何が何だかわからないけれど、雰囲気だけでも耽溺できる。そして、ラストシーンの表現は本当に素晴らしいよ。

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二階健 監督「パラケルススズ・ホムンクルス」(DVD/直販限定) – アトリエサード Atelier Third

絵を観よう

次は絵。といっても美術館に出かけるのではなく、画集を目から食べるんだ。栄養にして自分の作品に昇華させるんだ。

写真集なら、先程も紹介したけど二階健さん。一冊を通じて統一された寂寥感もあれば、思わず笑うようなエッセンスも豊富に含んでいるのが見どころ。

絵本なら、エドワード・ゴーリーのどうしようもなく報われないストーリーと鬼気迫る書き込みに引き込まれるのも悪くない。絵本ってそんなに読まないでしょ。これは本当に素晴らしいよ。

おわりに

適当に紹介しているように見えるけど、ここまでに紹介したものは僕が大好きな作品のひとつ。さあ、あなたも。

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