アーティストがブログを書くときのテーマの決め方

1年ちょっといろいろためした経験則でよければ。 Auramorteの蟻坂(@4risaka)です。ご機嫌いかが。

最近はインターネットで簡単に発信できるし、簡単に拡散される時代なので、これを使わない手はない、というか使わなかったら確実に遅れる。

てことでそれは例外じゃなくて、実はバンドマンも同人音楽サークルも音楽だけやっていると埋もれる可能性がとーっても高い。世知辛いけれど、やっぱりブランディングとかそういうのの腕は磨いておいたほうがいいね。

そんなとき、初期投資ゼロから始められて簡単にアウトプットできるブログは道具として非常に強力。なのだけれど、実際問題何書きゃいいんだよって思って全く始められないひとも多いと思うので、ここでひとつ背中を押してみることにするよ。

テーマの方向性2つ

大きく分けて2つあると思う。

  • 検索でヒットするテーマ
  • SNSでヒットするテーマ

この2つ。で、どっちを重視するかにもよるけど、人によって向き不向きあるからちょっと考えてみて。

1. 検索でヒットするテーマ

これは手堅い。たとえるならインデックス型の投資信託を毎月買ってコツコツお金を増やすような感じ(わかりにくい)。

もう少し具体的に掘り下げてみよう。検索でヒットするというのは検索されるネタであるということ。つまり、検索したくなるようなワードを取り扱う記事であるというのが前提になる。

さらに、Googleのアルゴリズムの琴線に触れる内容であることが肝要で、1ページ目に出るか出ないかで全く名声の度合いが変わってくる。じゃあ「ググったら当たる記事」というのは何を書くのか?

かんたん。読者にとって有益な情報を提供する。これだけ。

たとえばね、ギターのメンテナンスで革新的に楽できる方法を思いついたぞ!ってなったら、それを独り占めしてないで積極的に共有するの。丁寧に書けば3,000字くらいにはなると思う。慣れたら30分で書けるから、がんばって続ける。

よくこの手のハウツーをTwitterに投稿する人がいるけれど、Twitterはフロー型メディアといって情報が時系列でどんどん流れちゃうタイプなので、その場に居合わせなかった人を仲間外れにする不徳みたいなのがある。だからブログに書き留めて、何年か経っても検索してきた誰かに届くようにするの。

……という具合に、ケチケチしてないで自分の持てるノウハウとかそういうのを全部書きまくるの。すると、大体1年くらいかかるけど、検索でヒットするブログになるはず。

で、副作用的に、サイトに訪れた人から自分の作品への導線が引かれるので、訪問者の数%をもしかしたらリスナーとして捕まえられるかもしれない、という寸法。ここが目的にあたるね。遠回りだけど急いては事を仕損じるって言うよね。

「鳴くまで待とう ホトトギス」みたいな戦法だけど、コミュニケーション一切いらないので変な性格が多いバンドマンとかアーティスト気質の人に超おすすめ。一人で喋るのは得意でしょ?

2. SNSでヒットするテーマ

で、次はTwitterとかFacebookなどのSNS経由でだーっと拡散されるテーマ。皆さんもTwitterやってたらなんとなく「ああいうふうになったら売れるかも!?」って思うよね。

結論としては感情を揺さぶる記事を書く。これだけ。かっこよく言うと「オピニオン」というやつ。

先ほど紹介した「検索ヒット系」が淡々と事実を並べて「手順」とか「効果」を書く客観的な感じの文章になるのに対して(実際は主観だけど)、こっちは個人的に思っていることを書くのが最大のポイント。

極端なことを言うと取材も少なくていいんだけど、あまり何も知らない文章を書くと馬鹿にされて終了するので、教養と行動力は要ると思う。

別に炎上しろって言ってるわけじゃないし、むしろそれは恐れるべきものなんだけど、意見が別れて議論の種になるのは大いに結構だと思ってる。人というのは考え方がそれぞれあるので、こういう「意見を書く」タイプの記事というのは必ず割れる。

で、少し邪悪なことを書くと、まず、ちゃんと読む人のうち共感してくれる人は味方になるし、批判してくれる人は勉強になる。これはいいよね。で、次にろくに読まないでキレる人は、それはそれでしっかり拡散するので上手く使うことができる。

炎上商法の資本家っぽいスタンスはここにあると思う。なんでもいいから広げてもらって、そのうちまともな人を数%上手く拾い上げて、認知からの共感に導く、みたいな。

……なんだけど正直なところ僕はおすすめしなかったりする、こっちのテーマ。かなり賢くないと続けるのが困難。変な手合を寄せ付けるリスクが高いし。だけどこっちのほうが「アーティストっぽい」ので、自信があるならチャンスも大きいのかも。重ねて言うけどおすすめはしない

うーん、例えるならアクティブファンド?(再びわかりにくい)
あとここで書いてないけど「笑いを取りまくる」のもいいかもね。岡崎体育さんとか凄いよね。

おわりに

リスクの話も書こうかと思ったんだけど、まずどっちを向くかを理解して、それからいろいろ考えてみないと、最初から考えること多すぎても混乱するよね。てことで、今日はこれくらいにしておくね。

お話の元ネタは大体「コンテンツマーケティング」という手法なので、詳しくはちゃんとした本で勉強してね。「ドリルを買うお客さんはドリルじゃなくて穴がほしいんだー」っていうアレね。

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